恋心は俺の中で増殖し、遂には理性の殻をぶち破り…暴走をし始めた。
人命救助において、知力、体力、技術、全ての面でトップの能力を要求されるレスキュー隊。
そんなレスキュー隊に入隊し、いくつもの窮地や死の危機を乗り越え、命の尊さを実感してきた。
そして、そんな俺もいつの間にか若い隊員達を指導する立場になっていた。
訓練生達が寮へと戻った後の殺風景な施設。思えば俺のレスキュー隊人生もここから始まった。
ゆっくりと仰向けに寝転ぶ。コンクリート製の床から背中に直接冷たさが伝わってくる。
しかしその感覚も、今の俺の火照った肉体を冷ますにはまだまだ足りなかった。
そう、アイツのことを考えて淫らに熱を帯び、汗を滲ませた俺の肉体を。
レスキュー隊の誇りであるオレンジ色の制服を自らの手で脱いでいく、そして意識は下半身へ…
あまり通気性の良くない服の中で、熟れた俺の体は蒸れて雄特有の臭いを放っていた。
手を伸ばし弄った股間周辺では既に溢れ出た先走りの愛液が白く泡立ち、糸を引いている。
そしていつものように、その先走りを潤滑油代わりに雄棒を上下に激しく扱いていく。
こんな姿、とても訓練生達には見せれない…羞恥の感情が昇天へと向かう脳裏を過ぎる。
“アイツ”とは現在俺が担当している訓練生の中の一人のことだ。
人一倍努力家で、根性があって、何よりも命を救うことに真っ直ぐに向き合っている…
そう、似ているのだ、昔の俺に。まるであの頃の自分を見ているようで上手く直視できない。
気がつけばいつも俺はアイツのことを気にかけるようになっていた。訓練中も訓練が終わっても…
それが教官と訓練生の領域を超えた特別な感情に発展するまでに時間はかからなかった。
「好きだ」そう叫んで押し倒して全てを奪い去ってしまいたい。心も体も…アイツの全てを。
妄想は日に日に醜いものと化してく…
アイツと接吻を交わし、舌を差し入れ、唾液が互いの口内を行き来し…
首筋、脇の下、乳首、腹筋、股間、足の裏…アイツの全身のありとあらゆる場所を舐め回し、
俺の隆々と勃った雄棒をアイツの肛門に捻じ込み、パンパンと音を立ててピストン運動を始め…
アイツは痛みと快感で絶叫し、俺はその声を聞きながら全ての欲望を噴射する。
そんな想像を繰り広げ、狂ったようにマスターベーションをする毎日。
まるで発情期の獣のような果てしない性欲が体の奥底から泉の如く湧き上がって来る。
でも決して本気で好きになってはいけない。俺の長年の経験が感情に歯止めをかけていた。
俺達はレスキュー隊、明日の命もわからない、常に死と隣り合わせの危険な職業。
何人もの尊い仲間達が人命救助の現場で散っていくのをこの目で見てきた。
本気で好きになればなるほど、ある日突然自分の隣から永久に消え去ってしまった時の
喪失感に耐えれなくなる。だから、だから…気持ちを無理矢理に押さえ込もうとすればするほど
涙が止め処なく溢れ出してくる。好きだ、好きだ、好きだ・・・・・・・!!!
今宵も勢いよく愛液が飛び散り、オレンジ色に輝くそれを白濁色に染めていく。
体温で床が生温かい。零れ落ちた涙の跡が乾くまで、もう少しこのままで…と目を閉じる。
どうも!ちょっと更新の間が空いてしまってスンマセン!久々に描いたら楽しかった♪
今回はレスキュー隊員です。最初、消防士を描こうとしてたんですけど、防火服が
ややこし過ぎて(笑) あと、どうやって肌を露出していいものか、わけがわからなかったので
止めましたw その後は、いわゆる“海猿”と称される方達を描こうとしたんですが季節感が
全く合ってないな…と思いまして、最終的にレスキュー隊員になりましたw
やっぱいいですよね、命を張ってる男っつーのは。本当にカッコイイと思います。
男臭さ倍増キャンペーン(なんだそれ)ってことで体毛濃くしてみました。
あ、近所に消防署があるんですが、やっぱ皆さんイイ体してますね!ほとんど変態目線だな。
テーマ:同性愛、ホモ、レズ、バイセクシャル - ジャンル:アダルト
- 2009/03/15(日) 20:53:14|
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