「なぁ日高、いつまで舐めてる気だよ。そろそろガッツリ絡もうぜ」俺は我慢の限界だった。
人間の内面には多かれ少なかれ、何かしらのフェチというものが存在すると思う。
首筋だったり、指先だったり…どの部分に過多な魅力を感じるかは人それぞれ。
日高はそれが足であっただけのこと。…そう、それだけのこと。
サッカー部の部室は相変わらず部員達が脱ぎ散らかしたユニフォームが散乱しており
雄臭い空間となっている。
…まぁそのおかげで俺と日高がここでサカリ合っても、残り香を気にする必要が無いのだけど。
部室の扉に内側から錠をかけ、俺と日高の行為が始まる。
日高は俺より一年後輩で、普段は当然のように敬語で話しかけてくる。
しかしこの時だけは対等の会話が飛び交う。
…しかし俺にとっては、それが何故か妙に心地よかったりする。
ピチャピチャ…クチュッ…荒い吐息をたてながら日高が俺の足をしゃぶり続ける。
「ほら、もう足の指がふやけてきちまってる。そろそろ気が済んだろ？」
練習後の泥にまみれた俺の足が、日高の唾液によって綺麗に拭われていくのが分かる。
使い古したスパイクとソックスの中で何時間も走り回ったわけだし、相当な臭いだったはず。
一体何がそんなに日高を惹きつけるのだろう。俺なら他人の足を舐めるなんてごめんだ。
「もう少しだけ…まだ指と指の間が…」
日高は唾液まみれの口元でそう呟くと俺の足を一層強い力で引き寄せ
指と指の間に丹念に舌を這わせる。親指側から順番に…ゆっくりと味わうかのように…
ジュルル…ピチュッ…日高の口内から俺の足、そして俺の足を伝って部室の床へと
大量の唾液が糸を引いて垂れ落ちていく。
「あはあぁぁ…んんっ…美味い…先輩…」
日高がこの上なく興奮しているのは明らかであった。指一本たりとも触れていない彼の雄棒が
ビクンビクンと天を仰ぎ脈打ち、赤黒く膨張したその先端から薄く濁った我慢汁が
無様に滲み出てきている。
薄っすらと涙を浮かべ、必死に足にむしゃぶりついて酸えた臭いを堪能している
日高の姿を俺は冷めた目で見ていた。
俺にとっては焦らされている以外の何者でもないこの十数分間。
早く押し倒して日高の肉体を味わいたい。俺の煮えたぎった雄棒を突き立てて
喘ぎまくらせたい。…足なんて舐められても気持ちよくもなんとも無い。
「やっぱ…大好きだ…俺…」日高が火照った顔を上げる。
「そんなに好きならさっさとヤろうぜ。ほらコンドームもここに…」俺は足元に手を伸ばす。
「先輩の足…大好きだ。この足から繰り出されるシュートも…全部…」
コンドームの袋を開けようとした俺の手が止まる。
俺たち二人の間に愛があるのかと言われると、正直自分でも確信が持てなかった。
ただ性欲を発散させるための関係なのかもしれないと思ったりもした。
一瞬だけ…日高の本音の部分が聞けたように思えた。
一度気持ちが離れてしまえば、きっとそれはラインを超えて転がり続けるボールのように
どんどん遠くへ霞んでいってしまい、いつか見失ってしまう。
俺は日高を抱きしめ、そっと押し倒す。
たとえどんな形であれ、繋がっていられるのなら…もうそれでいい。
どうも。今回は見る人を選ぶタイプの話ですね。マニアックな一品です。
たまにはこういったキワドイのを描きたくなるんですよね。病んでるのだろうか。
でもまぁ確かにフェチってのはある程度誰にでもありますよね！
俺はというと…フフ、ずばり脇の下(笑)もう全力で顔埋めて嗅ぎまくりますよ、俺。
…とまぁどうでもいい情報でした(笑)スンマセン。
テーマ:同性愛、ホモ、レズ、バイセクシャル - ジャンル:アダルト
- 2011/02/27(日) 23:12:45|
- イラスト
-
| トラックバック：0
-
| コメント：11
吹っ切れましたね、氷さんｗｗ
開いた途端フェチズム全開で思わず吹きましたｗ
でもジックリ視姦してると「ああ、アリだな」と呟いてしまうｍ 三つ））’ω゜） ﾊﾟｧｧﾝ
最近寒暖の差が激しいのでお体の方十分お気をつけて！
- 2011/02/28(月) 08:45:51 |
- URL |
- コトリ #-
- [ 編集]
>コトリさん
コトリさん、どうもコメントありがとうございます!!
もう完全に吹っ切れた&開き直ったって感じですｗ
まぁ「今年は結構攻めの姿勢で行くぞ」と年頭に決意していたので、そ
れを若干実行してみたってとこでしょうかね(笑)
確かにボンヤリ開くといきなりマニアックなイラストがドーンと載ってて
ビクッとしちゃうかもしれませんがｗ
結構「これは描くべきじゃないな」って思ってボツにした案とかも多いんで
皆さんの反応を見て投下していければ…と思っております♪
>Kさん
Kさん、どうもコメントありがとうございます!!
ついにやってしまったフェチネタの一発目が
足でよかったのか若干不安なんですが、
とりあえずマニアックなのが投下できて満足(?)ですｗ
匂いフェチ！確かに俺の中にも少々匂いフェチな部分があるかもしれません。
汗の臭いとか結構ツボだったり。
この話の最後の方はちょっと冷たい感じにしてみました。
(普通にこのノリのまま終わったらバカみたいだったんでｗ)
またフェチネタやるかもですがヨロシクですｗ
- 2011/02/28(月) 23:19:58 |
- URL |
- 氷 #-
- [ 編集]
うわぁぁぁ！
俺のフェチを見抜かれているかのような、直球のストーリとイラストが！
日高に成り代わり、先輩の足を思い切りなめ回したいです！
先輩の靴やソックスの匂いも嗅いで…。
あぁ、変態道まっしぐらです
- 2011/03/01(火) 21:58:46 |
- URL |
- 利則 #H.uJkp5w
- [ 編集]
フェチが何かわからないあふぉです(^_^;)
マニアックなセッ〇スしたことないしな…。
愛無しセッ〇スって、なんか終わったあと虚しくなりそ(>_<)
俺ほんと何フェチなんだろ……
腋の下は、どうなんだろう(^_^;)
新しい世界が広がりますかね？
- 2011/03/02(水) 22:11:23 |
- URL |
- みぃ #-
- [ 編集]
>利則さん
利則さん、どうもありがとうございます!!
やったー!!足フェチ仲間発見(笑)
…いや、俺、脇フェチ兼足フェチなとこもあるのでｗ(どんだけだよ)
恋人同士ならちょっとくらいの変態プレイも許容範囲なんだろうなぁ♪
色々やってしまいたい。
靴や靴下のニオイ…うんうん、わかりますよｗ
その辺りのアイテムは俺の変態心をビンビン刺激しますｗ
>水さん
水さん、どうもお久しぶりです!!勉強で大変だったようで。
やっと少し落ち着いたってとこでしょうか♪
友達の件、おめでとうございます!!
いやぁそういった友人は貴重ですよね。
人生において、卒業後も長くつながってる友人って、実はそれほど多くはないものですけど、
きっとその人はこれから先も末永く付き合っていく事になるはず！羨ましいです♪
あ、先生の件も頑張って(笑)
>みぃさん
みぃさん、どうもコメントサンクスです!!まぁ普通はそうですよねｗ
うん、それが正常なので、みぃさん、どうか気になさらずに(笑)
フェチって自分でも気付かないうちに覚醒してるもんですしね。
ただ…一度覚醒すると新しい世界が広がるかもｗ
自分が何フェチか見極める方法…
好きな男が全裸で横たわってるとして、まずその人のどの部分めがけて飛び込むか…
これで若干判断できるかも(笑)
>男好きさん
男好きさん、どうもコメントありがとうございます!!
匂いフェチ！うんうん、ある意味匂いフェチって全てのフェチズムに共通しますよね！
脇だろうが足だろうが、とりあえず匂いって重要な要素だったりしますもんね！
好きな人の匂いなら、俺、何でも許せるなぁ♪
働き疲れた後の汗の匂いや体臭だって、きっと愛しく感じる気がする。
- 2011/03/06(日) 20:38:12 |
- URL |
- 氷 #-
- [ 編集]
部室って、なんであんなにムラムラしちゃうんでしょ？ｗ
更衣室なんかも好きなんですよねぇ♪
部室や更衣室に２人っきり・・・♪♪
いいですよねぇ、そんなシチュエーションｖ
- 2011/04/05(火) 21:10:02 |
- URL |
- たくと #YXcWG5QM
- [ 編集]
たくとさん、コメントどうもサンクスです!!
部室といえば男の匂い！
汗の匂いやら何やら、もうとにかくパラダイスですよね♪
脱ぎ散らかしたユニフォームとかも俺の心をくすぐるポイントだったり。
そんな場所であんなコトやこんなコトできたら最高だろうなぁ…
皆が普段、普通に生活している場所でヤるってのが興奮するんですよね
(どうしよう、すっかり変態の域だ、俺)
- 2011/04/10(日) 19:56:37 |
- URL |
- 氷 #-
- [ 編集]
(笑)